大学生の生活のなかで若ハゲの原因となるものについて
大学生になると選挙権を得て責任ある大人の仲間入りをしますし、学校の内外で活動範囲が広がるとともに新しいことに挑戦したり一人暮らしになったりして忙しくなると思います。
忙しさのあまり、健康はもとより髪のことまで気が回らないのではないでしょうか?
また、若さゆえ「自分にハゲは関係ない」と思っている人も多いかと思います。
ある調査では、20代の人の12.5%が薄毛(ハゲ)を自覚しており、30代では20.5%の人が自覚しているという結果がでています。
ハゲの症状はゆっくり進行しますので、実際には20代で、つまり大学生のころにおよそ30%の人にハゲが始まっているといえます。
では、若ハゲはどうして起きてしまうのか?
大学生の生活のなかで若ハゲの原因となるものについて説明していきたいと思います。
人間関係のストレス
大学生になると一人暮らしやアルバイトなどで、今まで経験する機会が少なかった「他の人と接する」ことが増えます。
その中には、お願い事や交渉など、自力で問題を解決しなければならないこともあり、周囲への気配りなどが求められます。
これらは多かれ少なかれストレスになるでしょう。
ストレスは、円形脱毛症の原因や男性型脱毛症(AGA)の遠因となります。
特に、自律神経やホルモンのバランスを崩す原因となりますし、胃痛などの消化器系にも悪影響を及ぼします。
食欲不振から十分な食事を摂らずにいると、体だけでなく髪をつくる栄養も不足し、薄毛や若ハゲとなってしまいます。
不規則な生活
大学生になると、学費のためや生活費のためアルバイトをする人も多いと思います。
昼間は授業があるので、どうしてもアルバイトは夜間の仕事になりがちですし、「学生は自由時間が多いだろう」という誤解から勤務時間が度々変更になったりします。
これでは、食事の時間が不規則になったりや睡眠時間も不規則かつ不足ぎみになってしまいます。
睡眠には、体の休息と精神的な休息という大切な役目があります。
睡眠不足ではストレスへの耐性が低下して、うつ病などの精神疾患になりやすくなるという報告があります。
もちろん髪が成長するのも睡眠の最中です。
睡眠不足では髪が成長できなくなってしまいます。
偏った食事
一人暮らしになると、食事の準備も自分でしなければいけません。
面倒なので、ファーストフードやコンビニ弁当に頼ることが多くなっていませんか?
ファーストフードやコンビニ弁当は、肉類からの動物性脂肪や穀類からの糖分が多く、魚貝類や野菜が少ないので、ビタミンやミネラルが不足してしまいます。
また味付けが濃く、摂取する塩分も多過ぎてしまいます。
髪の成長にはタンパク質の他にミネラルやビタミンが必要なのですが、不足してしまいます。
また動物性脂肪や糖分の摂りすぎは、中性脂肪とコレステロールの増加につながります。
血液がドロドロになり、血行が悪化して、髪を作る頭皮への栄養供給が滞ってしまいます。
また、肥満や高血圧などの生活習慣にもつながっていきます。
大学生になると親元を離れての生活となる人も多いでしょう。
そうでなくても自分で考えて行動しなければならないことが増え、ストレスも増加します。
ですから、友人など相談や互いに助け合える相手をもつことが大切です。
学生課の人などカウンセリングを利用するのも良いでしょう。
また、規則正しい生活や栄養のバランスのとれた食事、十分な睡眠がとれるようにきをつけましょう。
健康によいことは髪の成長にもよいことです。
せっかくの大学生活です。
体の健康と髪の健康は、あなたの大学生活をより楽しいものにしてくれます。