若ハゲを治す病院はあるの?どんな治療をしてくれる??

若ハゲを治す病院と治療について

生活習慣や食生活を見直すことは、若ハゲの予防や進行を遅くするのに有効ですが、やはり若ハゲの治療には専門の医療機関で診察を受けるのが一番の方法でしょう。

最近では、男性型脱毛症(AGA)の治療を専門に扱う病院があります。

専門病院でのAGA治療をご説明いたします。

カウンセリング

病院での診察、治療が初めての人も多いでしょう。

アンケートのような問診票の質問に答えることで、精神状況や日頃の生活習慣や食生活などがつかめるようになっています。

そして、治療のスケジュールについて説明を受けることができます。

「治療の内容や、効果への質問や疑問」、「治療費の額や支払い方法」などわからない点を解決して安心して治療に臨めるようにしてくれます。

このカウンセリングは「無料」で受けられるところがたくさんありますので、カウンセリングだけ受けるのもあり、かと思います。

初診・検査

カウンセリングをして、治療を受ける決心がついたら、いよいよ治療開始です。

が、まず初めに行うことは診察と検査です。

診察では、専門のお医者さんが、髪や頭皮の様子を触診したりして確認します。

生活習慣や食生活についてのアドバイスをもらえます。

現在の髪や頭皮の様子を写真などをとります。

これは治療の効果を確認するためだそうです。

検査は、血圧を測ったり、血液を採取して薬を投与して問題ないことを確認します。

また、遺伝子検査をおこない、AGAの発症のしやすさである男性ホルモンへの感受性を調べたりします。

血液検査の結果は、治療方法の決定に有用な情報となります。

 

 

処方・通院

お医者さんは、初診・検査の結果をもとに、どのような治療を行うのか決めるそうですが、一般的には、ミノキシジルが配合された育毛剤の塗布と、内服薬のフィナステリドが処方されるそうです。

まずは1か月この薬により治療をうけます。

あわせて、食事内容や生活習慣についての指導を受けます。

1回目に処方された薬を使い切るころに2回目の診察をうけ、治療の効果を確認します。

1か月で効果がでればよいのですが、多くの場合、効果が出始めるのは3か月が過ぎたくらいの頃だそうです。

結構かかりますね。

大体、6か月を過ぎると8割以上の方で発毛の効果が見られるそうです。

もう一つ気になる治療の期間ですが、大体1年が目安だそうです。

治療によって髪の毛が増えてくるのは開始から1年くらいまでで、それ以降は髪を増やすというより増えた髪の維持が中心になるそうです。

植毛

薬による治療が内科的な治療とすれば、植毛は外科的な治療となるでしょう。

植毛は、薄毛やハゲの悩みを持つ人の脱毛した部分へ自分の髪を移植させたり、人工の毛髪を使って自分の髪を補う方法です。

男性ホルモンの影響を受けにくい側頭部や後頭部の下側の毛髪を採取して、ハゲている部分に移植します。

人工の毛髪を使う場合は、ハゲている部分に人工の毛髪を植え込み、髪が多い状態を再現します。

どちらの方法にも一長一短がありますので、専門の医療機関で相談しましょう。

このように、若ハゲの治療は、医療機関で受けることができます。

残念なことは、男性型脱毛症(AGA)の治療には保険が適用されないので、全額自費による治療となります。

なにはともあれ薄毛や若ハゲが気になったら放置せずにお医者さんに相談しましょう。

早い行動が早い治療につながり、結果としてお財布にもやさしいのです。