高校生から若ハゲになる原因と改善方法について
高校生になると、学校生活も学校以外の生活も範囲が広がるとともに忙しくなると思います。
いきおい若さにまかせて、健康や髪のことまで気が回らないのではないでしょうか?
また、若さゆえ、「自分にハゲは関係ない」と思っている人も多いかと思います。
ある調査では、20代の人の12.5%が薄毛(ハゲ)を自覚しているという結果がでています。
ハゲの症状はゆっくり進行しますので、実際には10代後半、つまり高校生のころからハゲが始まっているのです。
では、高校生の若ハゲはどうして起きてしまうのか?
高校生の若ハゲの原因となるものと対策について説明していきたいと思います。
ストレス
高校から大学へ進学する人はおおぜいいらっしゃると思います。
小学校、中学校とはことなり、同じレベルの人の集団のなかでの競争は大変でしょう。
大学は人生におおきな影響を及ぼすものですから、授業も進学塾でも勉強はハードとなりますのでみなさんが受けるストレスはとても大きなものになるでしょう。
勉強も大変ですが、部活動やその他の場面における人間関係も負担になることがあるでしょう。
年齢とともに交友関係が広がっていきます。
新しい人との出会いと今までの交友関係のそれぞれを良好に保つのに必要な気配りがストレスになってしまいます。
ストレスによって引き起こされるハゲで円形脱毛症はよく知られていますが、男性型脱毛症(AGA)の遠因となる自律神経やホルモンのバランスの崩れの原因となります。
他にも胃腸や消化器系にも悪影響を及ぼし、食欲不振から十分な食事ができなくなることもあり、これもAGAの原因となる毛母細胞の栄養不足となってしまいます。
生活習慣の乱れ
高校の授業は難しくなり、大学受験を目指すため、塾も成績向上のために多くの時間を求めてきます。
また、友達との付合いも大切ですので、時間がいくらあっても足りないと感じるでしょう。
勢い食事の時間が不規則になったり、就寝時間が遅くなりがちです。
不規則な食生活は過食や偏食の原因であるとともに、髪の成長に必要な栄養が不足する原因になります。
さらに大切なのが睡眠時間です。
毛母細胞が髪をつくるのは、寝ている間です。
特に22時から2時は体を回復させるゴールデンタイムと呼ばれ、この時間に睡眠している事が大事です。
夜遅くまでPCやスマホを使用して睡眠不足が続いていると、髪の成長にも影響が出てきます。
食生活の乱れ
育ち盛りは食べ盛りですが、コンビニエンスストアで好きなものばかり食べていませんか?
また反対に痩せようとして無理なダイエットをしていませんか?
髪の材料はタンパク質なので肉類は必要ですが、ほかにもビタミンやミネラルが必要です。
ハンバーガーなどは手軽の食べられますが脂肪や糖質が多く含まれ、これらは髪の成長に必要なビタミンやミネラルを代謝(体の活動のためのエネルギに変えること)で消費してしまいます。
好きなものばかり食べずに野菜や魚も食べるようにしましょう。
髪のことも考えて!
高校生の頃は、勉強にも部活動にも(恋愛を含む)人間関係にも大切な時期ですし、このころに身に付けた習慣はその後のあなたの生活に大きな影響をおよぼします。
とくに身に付けたいのは規則正しい生活のリズムです。
規則正しい食事と十分な睡眠はストレス解消や肥満による成人病の予防に役立ちます。
もちろん健康な髪の成長にも必要不可欠です。
健康な髪は、あなたの生活を豊かにしてくれますし、健康な髪を育てるのは難しいことではありません。
日頃からの心配りがあればよいのです。