髪に悪い飲み物ワースト3について
暑い日も寒い日も休息のお供に飲み物をチョイスする人は沢山いらっしゃると思います。
好みの飲み物と過ごすひと時には癒されますよね。
でもちょっと待ってください。
毎日の休息の飲む物だからこそ髪への配慮が必要です。
飲み物の中には飲みすぎると髪に悪い飲み物があります。
ここではそんな”髪に悪い飲み物”ワースト3について説明します。
髪に悪い飲み物第3位:牛乳
牛乳にはタンパク質やカルシウムが豊富に含まれていますが、動物性の脂肪も豊富に含まれています。
飲んで体内に入った牛乳の脂肪は小腸で吸収され、肝臓で体の活動に必要なエネルギーに変換されます。
吸収された分を運動などで消費できれば良いのですが、消費されずに余った分は肝臓や脂肪細胞に中性脂肪やコレステロールとして蓄積され、中性脂肪は肥満の原因となり血液をドロドロにします。
コレステロールは血管壁に付着して血液が流れる場所を狭くしてしまいます。
また、脂肪をエネルギーに変える際には血行を良くするためのビタミンBを使います。
髪が生えるために不可欠な頭皮の毛根細胞には血液によってのみ栄養が運ばれるのですが、ドロドロの血と狭い血管では十分な栄養が送れるはずもなく、薄毛や抜け毛の原因になってしまいます。
また最近は牛乳とがんの関係が取り上げられています。
これは、アメリカなどの国で牛の生育に使用される成長ホルモンに問題があるためです。
日本では成長ホルモンも使用は禁止されていますので、購入時に原産地を確認すればよいでしょう。
髪に悪い飲み物第2位:お酒
仕事の後のお付き合いにお酒は必須のアイテムです。
適度な飲酒は仲間との会話を盛り上げますし、血行も良くします。
しかし、お酒の飲みすぎは肝機能の働きを低下させますし、髪にもよくありません。
水とエタノールや砂糖が主な成分であるアルコールは身体に必要な栄養素を提供してくれません。
それなのにアルコールの分解・消費には体内のビタミンA・B・C・DとE、や亜鉛やカルシウムなどのミネラルを使用してしまいます。
どれも髪の成長に必要なものばかりで、食事から摂らなければならないものですが、アルコールはおつまみなどからの栄養が体内へ吸収されるのを邪魔してしまいます。
これでは、髪が成長できなくなってしまいます。
そして、アルコールのエタノールや砂糖は、中性脂肪やコレステロールとなって血をドロドロにして血行を悪くします。
お酒のおつまみもから揚げなどの脂肪分や糖分が多いものになりがちですが、アルコールには脂肪の吸収を促す働きと排尿を促して体内の水分を減らすことで血液をドロドロにしてしまいます。
お酒は、ストレスの解消などの良い面もありますが、ドロドロ血で血行を悪くして薄毛や抜け毛をすすめてしまいます。
髪に悪い飲み物第1位:清涼飲料水
清涼飲料水も休憩時の一杯に良く飲まれる飲み物です。
口当たりがよく飲みやすい飲料ですが、気を付けたいのは含まれている砂糖です。
炭酸飲料(500ml)で40~60g、缶コーヒー(190g)で3~12gの砂糖が含まれています。
スポーツドリンク(500ml)にも40~60gの砂糖が含まれています。
砂糖の糖分をエネルギーにするためには、他の食べ物から得たビタミンBが必要です。
髪の毛を伸ばすことに必要なビタミンBは、糖分のために濫用されてしまい髪の成長に使われません。
ビタミンの不足は薄毛や抜け毛だけではなく体の代謝や生理機能を不調も招いてしまいます。
また、消費できない糖分は肥満の原因となる中性脂肪として体内に蓄えられてしまい、血行を悪くし、薄毛や抜け毛の一因となります。
さらに、酸性食品の砂糖は体に入ると中和のためにミネラル分を使います。
特に体内のカルシウムが使われますので、骨や歯を弱くしてしまいます。
日頃から何気なく飲んでいる飲料なのですが、このように髪や体の健康に深く関わっているのです。
飲んでスッキリ爽快なのも大事ですが、髪や体の健康も大切です。
飲み物のセレクトにも気を付けてください。