髪に悪い行動ワースト3を紹介します!
あなたのファッションスタイルに重要な髪はその人の第一印象を決定する大切なものです。
体の一部である髪は体と同様に日頃の行動からダメージを受けます。
そこでなるべく避けたい”髪に悪い行動”ワースト3をまとめました。
髪に悪い行動第3位:髪を叩く?頭皮への過剰な刺激
だいぶ昔ですが、ある化粧品のCMで育毛剤との相乗効果を促す方法としてブラシで頭を叩く方法が紹介(?)されていました。
CMが放映されなくなった今でもブラシで頭を叩いている人がいます。
血行を良くする効果を期待して頭皮をブラシで叩くのだそうですが、強く叩くと頭皮を傷つける原因となるのでお勧めできません。
頭皮の外層の角質層が固くなることで血行が悪くなり逆効果です。
そもそも、叩いて効果があるのは一過性のことです。
髪の生育に影響を及ぼすほど長い間効果が持続しません。
血行については、血管の状態や血液のさらさらの度合いなど体の健康としてトータルで考えるべきです。
洗髪と合わせて頭皮のマッサージを行うのなら、指の腹を使って固くなった頭皮をほぐす感じで行いましょう。
また、頭皮の皮脂を落とそうと洗髪のときに頭皮をごしごしこすることは頭皮を傷つけ髪によくありません。
皮脂には頭皮の表面をコーティングすることで頭皮をなめらかに弱酸性に保ちながら乾燥を防ぐ役割をしています。
皮脂は多すぎても少なすぎてもよくありません。
バランスが大切です。
髪に悪い行動第2位:暴飲暴食
会社の同僚や友人との宴会や食事は、良好な人間関係を保つために大切なことですね。
適量な飲酒は、食事をおいしくしますし会話もはずませます。
ですが、飲みすぎは体にとっても髪にとってもよくありません。
多量のアルコールの摂取は肝臓に負担をかけます。
アルコールを分解して吸収するためにはビタミンとミネラルを必要とします。
このビタミンとミネラルは、髪の成長にも必要とされるものなのですが、アルコールの処理のために使われてしまうのです。
おつまみもから揚げとか油っこい肉料理が多くなりがちですよね。
とうぜん動物性脂肪の摂取が多くなりますが、これにより体内の中性脂肪やコレステロールが増え、血液がドロドロになって血液の流れが悪くなってしまいます。
そのため毛根に必要な栄養が十分に行かなくなり、育毛サイクルが乱れて髪の成長が妨げられてしまいます。
コレステロールの増加は高血圧や肥満、高脂血症を引き起こし、生活習慣病の原因にもなります。
また、夜遅くまでの宴会は楽しいですけれども睡眠不足の原因にもなります。
睡眠不足は、毛根の活動を促す成長ホルモンの働きをさまたげることで髪が成長しにくくなり、血圧や血糖値にも悪い影響を与えます。
できれば睡眠時間を5時間以上とれるように宴会を終えたいものです。
睡眠不足はストレスへの耐性も低下させますので、十分な睡眠をとるようにしましょう。
髪に悪い行動第1位:喫煙
喫煙が健康に及ぼす影響は様々ですが、髪の成長にも大きな悪影響があります。
煙草のなかにはニコチンが含まれていますが、このニコチンは末梢の血管を収縮させ、毛根の周囲の血流を悪くしますし、ビタミンCを壊すことで髪のつやや肌のハリに必要なコラーゲンの生成を邪魔します。
ビタミンCは、しみの原因となるメラニン色素ができるのを抑える役割もあるので、健康な肌にとっても喫煙はよくありません。
また、喫煙は肌のくすみなどのトラブルに加え、乾燥した唇、白髪、歯や歯茎の変色、口臭などを引き起こし、”老けて見られる”ことの原因となります。
この他にも喫煙は肺がんなどの呼吸器系の病気の原因であり、DNAを傷つける可能性も指摘されています。
髪の毛の悩みをもつ人も持たない人もできるだけ禁煙をしてほしいものです。
このように髪に悪い行動は健康にも悪い影響を及ぼすものが多いのです。
悪い行動は早く改め、歳をとっても髪と体は健康でいたいものですね。