その生え際の変化はハゲの兆し?
鏡を見ると気になるのは生え際の位置。
普段何気なく見ていますが前髪の下に隠された症状は今後のあなたの髪の運命に大きく関係しています。
生え際の状態を知っておけばハゲる前に対策をとることができます。
若ハゲを防ぐために生え際を守る方法を調査しました。
生え際がハゲるときの特徴
ハゲは前頭部の生え際と頂部から始まりますが、抜け毛の状態が重要です。
抜けた毛に細く短い産毛のような毛が目立つようになったら要注意です。
生え際も剃り込みが深く入ったような形状になったり、額が全体的に広がるような感じで下がっていき、最後は頭頂部をこえて後頭部まで進んでいきます。
まれにですが、脱毛症の場合は耳の周りなどから抜け始めることもあります。
また、生え際の若ハゲの特徴として、生え際だけが産毛のように細い髪の毛になってきて、髪型がやんわりM字になってきたら要注意!
この段階でAGA治療などを施せば生え際を後退させずに食い止めることが可能です。
しかし、誰もがこの段階で「まだイケる」「まだセーフ」と自分で自分に暗示をかけるように「これ以上後退しないでくれ!」と心の中で願うばかりなのです!
この産毛、細い髪の毛の状態から若ハゲが進行して、完全なM字状態になったりおでこが広がってつるつる状態になったら、そのつるつる状態はAGA治療などをしても発毛させることが難しいんです。
僕も生え際が手遅れになってしまったから、よ~くわかります。
薄くなってきた段階と完全にハゲてしまった状態では雲泥の差なんです!
だからこそ、早い治療が必要なんですね。
生え際がハゲる原因
男性ホルモン
ハゲの原因はいろいろありますが、主なものは男性ホルモンのジヒドロテステロンです。
このジヒドロテストステロンは、テストステロンが変化して生まれるものですが、この変化に重要な役割を果たすのが酵素の5αリアクターゼです。
この5αリアクターゼには1型と2型があります。
1型は体内のどこにでも分布していますが、2型は前頭部と頭部に集中しています。
ですから、前頭部の生え際で髪が抜けやすくなるのです。
ただ現在のところ5αリアクターゼの分泌量は遺伝によるところが大きいことがわかっていますが、前頭部と頂部の2つの領域に集まる理由はわかっていません。
偏った食事
髪の毛の材料はアミノ酸ですが、このアミノ酸は食事から摂ったたんぱく質とミネラルから作られます。
ファーストフードばかりではこの髪に必要な栄養素、特にミネラルが不足しがちになります。
日頃からバランスのよい食事を心がけましょう。
寝不足やストレス
寝不足やストレスは血行を悪くし、髪の発育に必要な栄養が毛根に届かなくなります。
また寝不足では髪の生育に必要な時間を毛根にあたえられなくなりハゲの原因となります。
頭皮状態の不良
頭皮の状態も重要です。
フケや脂ぎった状態はもちろんNGですし、頭皮の張りにも要注意です。
頭皮が固くつっぱった状態は血行の悪化によるものと考えられます。
肩こりや首こりから血行が悪化し頭皮が硬くなったりすることもあるようなので、「頭だけ要チェック!」というわけではなく体全体の健康を考えるのが一番です。
運動不足
現代の日本では、かなりの割合の人数が「運動不足」だと言われていますね!
それに比べて欧米では、トレーニングや運動などが活発で「健康目的だけではなく」楽しみながら運動をしている人も多いといいます。
運動不足は、血行不良や肥満の原因となり、それはそのまま若ハゲの原因へと直行します。
僕もそうでした!「仕事で疲れたから」「休みの日くらいは好きに過ごしたい」「運動?毎日会社まで歩いてるよ(駅から会社までのほんのちょっとだけ)」って感じでした!
気が付くと若い時よりも体重が20キロも増えて、からだは重いし、頭皮は脂でギトギトだし・・・
こんなんで若ハゲを改善しよう!ってのが甘いですよね!!
ってなわけで僕もこの若ハゲ改善ブログを書くようになってから積極的に運動をしています!
「運動をする」という意識だと、どうしても「やらされてる感」がでてしまい長続きしません!(僕もそうでした・・・ウォーキングは1週間で止めちゃいました)
なので、オススメは「趣味になりそうな運動っぽいものを見つける」ってことです!
僕の場合は「スポーツ自転車」「バドミントン」「プール」「サッカー」「筋トレ」などなど、今となってはかなり好きな「趣味」が増えました(笑)
こんなにスポーツっぽい運動でなくてもいいんですよ!
例えば「釣り」とか「ボーリング」とか「写真」とかでもいいですよ!
好きな趣味を持つと、「関連する商品を買いに行く」「その趣味のために移動する(店やスポットなどへ)」「誰かと待ち合わせをする」といった感じで、必ず運動量が増えます!
このように休みの日など丸一日家でゲームばかりしているって事がなくなるのが大事なんですね~。
おっと、いつの間にかにこの欄だけ文字数がえげつないことに(笑)
って事で運動不足くらいは自分の意志一つで何とかなるので、己の生え際を若ハゲから守りたい!って方は参考にしてみてください!
生え際を若ハゲから守ろう!!
医薬品による方法
日本で承認されている薬は3種類です。
飲み薬のフィナステリド、ヂュタステリドは、ジヒドロテストステロンを生成する5αリアクターゼの活動を低下させます。
塗り薬のミノキシジルは血行をよくし毛根細胞の活動を促します。
専門の医療機関で処方してもらえます。
日頃のお肌のケア
日頃の洗髪で頭皮も清潔に保ちましょう。
その際に皮膚を強くゴシゴシこするのはよくありません。
フケや脂を気にするあまり強くこすると、頭皮を傷つけ炎症をおこしてしまい、逆効果です。
フケや脂が少々あっても髪の生育には影響しません。
適度なお手入れが大切なのです。
食事で取り入れたいもの
亜鉛の不足が髪の成長に影響を及ぼすことはよく知られています。
また、カプサイシンとイソフラボンを同時に摂ると髪の発育に効果的です。
カプサイシンは唐辛子に、イソフラボンは大豆に多く含まれていますが、これを含むサプリメントも発売されています。
サプリメントは飲みすぎると健康を害する場合もありますので適切な分量を摂取するようにしたいものです。
頭頂部に比べて若ハゲの進行を発見しやすい生え際ですが、発見しやすいからこそ放置してしまったときに若ハゲが進行してしまったら大変です!
バランスのよい食事や十分な睡眠など生活習慣の改善とあわせて日頃から生え際の様子を観察し、場合によっては医療機関も利用していけばあなたの髪を生え際で守ることができます。
何事も日頃の行いが大切です。