男の悩み第1位!薄毛・AGAについてのウソ?ホント?

薄毛・AGAについてのウソ?ホント?について調べてみました!

鏡を見たとき、洗髪のあとに目に付く抜け毛、家族の「最近薄くなった?」のなにげない一言、気になりますよね。

一言で毛が抜けるといっても、いろいろなタイプがあります。

突然前ぶれなしに、1~数か所で円形や卵型に髪の毛が抜ける円形脱毛症

フケが増えると共に抜け毛が増える粃糠(ひこう)性脱毛症(脂漏(しろう)性脱毛症)

髪の毛を長年にわたり引っ張ることで毛が委縮して生え際が後退する機械性脱毛症

そして、最近話題になることが多いのがAGA(エージーエー)

AGAとは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。

AGA(男性型脱毛症)とは

先にも述べましたが、髪の毛が抜ける脱毛症にはさまざまなものがあります。

前頭部や頭頂部のように比較的限定した場所で起こる抜け毛や薄毛がAGAであり、ほかの脱毛症とは異なります。

医師の診断を受け、適切なケアを行えば進展をとめられる可能性があります。

抜け毛・うす毛がゆっくりとそして、額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなります。

毛包の不十分な成長により、髪の毛が太く長く育たないうちに抜けてしまうのがAGAです。

よく知られているように髪の毛1本1本には寿命があります。

ヘアサイクルとよばれる、伸びては抜け、また新しく生えることをくりかえしています。

人間の髪は毛包でつくられ、この毛包は、成長期、退行期、休止期のいずれかの状態にあり、このうち成長期が一番長く、通常2~6年間続きます。

この成長期が短くなるので、AGAの人は髪の毛が十分に成長しないまま抜けてしまいます。

以前より抜け毛が増えたと感じるようになります。

ちなみに、人間の髪の毛は約10万本あるといわれており、健康な人でも毎日50~100本が自然に抜け落ちるそうです。

初夏から秋にかけて抜け毛が増えると感じる人もいるでしょう。

ですが季節変動については諸説ありましてはっきりしないようです。

AGAは早めのケアが大切!

さて、毛包が存在している限り、髪の毛は太く長く育つ可能性があります。

AGAでもうす毛になっていても、普通うぶ毛は残っています。

これは毛包が存在していることですから希望はあります。

決してあきらめる必要はありません。

現在、AGAの原因物質はDHT(ジヒドロテストステロン)とされています。

AGAの脱毛部には、男性ホルモンの一種であるDHTが高濃度に見られ、これがヘアサイクルの成長期を短くするのです。

そして今、フィナステリド・ザガーロという薬に男性ホルモンの働きを抑える作用があることが分かっています。

元々は前立腺肥大症の治療薬として開発されましたが、使用した患者さんの毛髪が増えるという副作用から育毛効果があることが発見されました。

現在は育毛剤として注目されており、医療機関で処方してもらうことができます。

全国で1,260万人いるといわれるAGAの人たちの、何らかの自覚をしている800万人の中で、何らかのケアを行ったことのある人は650万人といわれています。

AGAは進行性です。

治る可能性をあげるためにも早めのケアが大切です。