若ハゲ(AGA)は病気ではない
病気とは日々の健康な生活を阻むものです。
病気かな、と思ったら病院へいきますし、大抵の場合保険が適用されます。
若ハゲ(AGA)もいろいろなメディアで取り上げられていて、一見病気であるような印象をうけますが、実は「生理現象」であり病気ではありません。
確かに、カゼや怪我と違って「若ハゲている」からといって生活や仕事に支障はでませんよね。
東京医科大学の坪井先生のお言葉をお借りするなら「病気ではないので、治療を受けるのかどうかは個人の判断」となるそうです。
このような状況ですので、残念ながら若ハゲ(AGA)の治療には健康保険が適用されません。
話がそれますが、「10円若ハゲ」こと円形脱毛症は自己免疫疾患となり、治療には保険が適用されるそうです(治療方法によりますが)。
では若ハゲ(AGA)の治療費用はいくら?
日本で若ハゲ(AGA)の治療薬として認可・使用されているのは飲み薬の「フィナステリド」と「デュタステリド」、塗り薬の「ミノキシジル」の3種類です。
医療機関での治療ではこれらを組み合わせて使用されるようですが、保険が適用されない自由診療なので全額自己負担になります。
では、どの程度の時間と費用がかかるのでしょうか。
若ハゲ(AGA)の症状は非常に個人差が大きいので一概には言えませんが、期間的には半年から1年くらい、1か月あたりの費用は1~10万円くらいが目処になるようです。
治療内容と費用については、各医療機関ごとに異なる点があるので治療を開始する前に費用や効果についてよく話を聞いておきましょう。
詳細は、「ホームページを参照する」「電話で問い合わせる」して情報収集したり、「無料相談」を行っているところもありますので有効に活用しましょう。
若ハゲ(AGA)は病気ではなく自由診療だからこそしっかりした準備を!
治療期間が長期に及ぶのと費用も安くはないので、支払いを巡ってトラブルになることもあるそうです。
「2年間で45万円治療の契約を組まされたが解約に応じてくれない」とか「120万という高額な治療契約を無理強いされた」などです。
契約のトラブルについては国民生活センターが相談に乗ってくれます。
髪もお金も豊かな人生を送るために必要不可欠なものです。
しっかりと情報収集を行って信頼できる医療機関を選びましょう。